フィッシングブランド「BOTTOM UP」のペルソナマーケティング
バス釣りをしながら少し真面目にマーケティングについて考えてみた #10
みなさんこんにちは。プランナーの昆です。
まだまだ寒い日が続きますが、良い釣りをされてますでしょうか。
「良い釣りをしてますか?」
非常に良い言葉だと思います。
釣果に左右されず、自分が納得する釣りができているのか。
実は先日、横浜で開催されたジャパンフィッシングショーにお邪魔し、
尊敬する川村光大郎プロにお会いし、サインを書いて頂いている時に問いかけられた言葉です。
憧れのアングラーに会えて緊張のあまり何も話せない自分に気さくに声をかけて頂き、
人として懐の深さを感じました。
余談ですが、後日お礼と感想を兼ねてボトムアップの公式サイトの問い合わせフォームから
メールをお送りしたところ、本当に丁寧なご返信を頂きました。
サイン会でルアーカラーの使いどころについて質問したのですが、
カラー名をど忘れしてしまい帰宅後に調べてメールで改めて質問したところ、
私のことも覚えてくださっていて、さらに「お答えできて良かった」旨の返事で、
企業人としても勉強させて頂きました。
ペルソナマーケティングとは
そんな川村プロが代表を務めるフィッシング総合ブランド「BOTTOMUP」について、
ペルソナマーケティングを勝手に行ってみたいと思います。
ペルソナマーケティングを簡単に説明すると、
自社の理想的な顧客を様々な観点から項目を書き出し、その人に売る、という意識を持って戦略を構築するという手法で、
企業ブランディングや商品ブランディング、マーケティングにおいて非常に有効的かつ大切な戦略です。
BOTTOMUPのコアターゲットとは
実際にBOTTOMUPのwebサイト、商品ラインナップ、各種プロモーションを参考にして
ペルソナの一部を挙げてみたいと思います。
・年齢 30歳
・出身地 茨城県
・家族構成 妻(30歳)、息子(5歳)
・交通手段 通勤は電車、ステップワゴンを所有しているので休日に乗る
・好きなブランド ホンダ、コロンビア、OSP
・長所 物事にとことんのめりこみ、妥協しない
・悩み 自分と同じように深く考えない人に対して、うまく受け入れることができない
いかがでしょうか。
上記は、ペルソナのほんの一部ですし、あくまで私の予想です。
しかし、もしこの人がBOTTOMUPの理想的な顧客だとしたら、
すごくイメージしやすいとは思わないでしょうか。
他にもにデモグラフィック(具体的な情報)とサイコグラフィック(心理的な特性)の
両面においてペルソナを構築していきます。
ブランド立ち上げ時だけではなく、定期的にペルソナ設定を行うことで商品の場合は完成度を高めることができますし、
プロモーションごとに精度の高い情報発信を行うことも可能になります。
そしてなによりプロジェクトチームで「そうそう!」「あるある!」という感じで
楽しんで案件を進めることもできます。
ぜひみなさんも試してみてはいかがでしょうか。