ホームページ制作 ターゲティング プロジェクト自体のターゲットと異なるケースも想定 どのプロジェクトにおいても必須といえるのがターゲティング、すなわち誰にホームページを見てもらうのか、ということです。 さらに掘り下げるなら、ターゲットが商品やサービスに興味を持ってからコンバージョン(購入/成約/問い合わせなど)までの、どのステップにおいてホームページがタッチポイントとなるのかも分かるとより精度の高いホームページに仕上がるでしょう。 ECサイトの場合はその多くがホームページのコンバージョンとプロジェクトのゴールが「購入」という同じアクションなので若干考え方が変わりますが、その他の種類のホームページではプロジェクトのゴールはあるサービスの契約であるが、ホームページのゴールは問い合わせ獲得、というケースがそのほとんででしょう。 まずはペルソナ設計でターゲット像を確立し、そのターゲットがどのような購入までの行動をするのかをカスタマージャーニーマップなどを用いて仮説を作り、ホームページ内でコンテンツを用意することで効果的な施策になります。 この場合、例えばホームページに訪れるターゲットが、「プロジェクト全体のターゲットの内の一部である」「購入/成約/問い合わせ行動の特定のステップのユーザーである」場合は、言い換えるとプロジェクト全体のターゲットとは完全一致しないことになります。 むしろ、そのようなケースがほとんどではないでしょうか。 一例を挙げると、「高品質なコーヒー」を商材として、目的が販売だとしても周知だとしても、あくまで一般論として、「コーヒー好きは幅広く様々な年代に存在するが、そのうちの高年齢層はインターネットでコーヒーを調べない」ということが起こります。もちろん現代では高年齢の方もインターネットを使いこなすので一概には言えませんが、要はこういったことも想定してターゲティングを行うことが大切である、ということです。