ホームページ制作 なにを重要視してホームページを公開するか 素材のクオリティがホームページの成否を左右 ホームページにおいて重要なのはそのデザインよりも、印象的な写真や訴求力のあるキャッチコピー、ユーザーが迷わない動線作りです、というと誤解を招くかもしれませんが、極論すると後者にこだわりを持つことによって、結果として素晴らしいデザインに仕上がるケースが多いといえます。 それは、多くのユーザーがデザインと同じくらい写真やキャッチコピーによって感化され、目的とするアクションを起こしているといえるからです。 ここで明確な理由なく版権フリーの素材画像を使用してしまったり、当たり障りのない定型分に終始したホームページになってしまうと、ホームページからの効果が期待できないだけでなく、プロジェクト自体が浸透しない事態に陥ってしまうでしょうか。 もちろん素材画像が悪い訳ではありません。素材画像は大変作り込まれているため、クオリティとしてはむしろ実際の撮影よりも高いケースも往々にして存在します。ただ、その現実味を含めてリアルな写真にユーザーは惹かれるのではないか、という考えです。 また、ユーザーは多くの場合、ホームページの全コンテンツに目を通す訳ではありませんし、ホームページ制作者の意図した通りの完全な動線を辿るケースも多くはないでしょう。 そして、サービスや商品を検討する中で競合サイトを訪れる可能性も高いといえます。こういった場合、効果を発揮するのは一枚の印象的な写真かもしれませんし、心に響いたひと言のキャッチコピーかもしれません。 スケジュールを構築する際は、この素材作りの期間をきちんと設けることがプロジェクトの成否を握っているのかもしれません。